2021/08/25
心の話7
前回問題を整理してみましたが、今回は①について具体的にどうするのかを書いてみたいと思います。
① 思考にはパントリーがあるのに感情にはない問題
「感情の整理整頓」
感情にはパントリーがないので、感情が溢れたり、入り混じったりするのだと思います。
部屋でも、ラベリングされた引き出しがあれば、どこに何が入っているか、把握できます。
ラベリングどころか、引き出しさえなく、なんでもかんでも床にぽいぽい積み上げられているとどこに何があるのか分からないものです。
いやいや分かっているんです、という方がいますが、それは自分が分かっているだけで、他の人には分からないですよね。
感情も同じで、「なんでわかってくれないの?」という割に、片付いていないので分かりにくいのです。
それこそ、最初にお話ししたドリンクバーの機械を開けてみたらもうそこで中味が全部混じってた!
という状態になっているかもしれません。
まずは、感情にもパントリーを作ってあげる。
感情ごとにラベリングして感情ごとの部屋を固定で作ってあげる。
思考は、貯蔵庫から出した答えが間違ったときは、次の時には使いません。
失敗作としてシュレッダーにかけて廃棄処分します。そうしないと、何度も同じ失敗を繰り返すことになるからです。(わたし、このあたりの機能が壊れているかも?と気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、そちらについては別途ご相談下さい。ややこしくなるので今回はスルーします。)
感情でも、いらない感情に部屋は作りません。いらない感情はすぐシュレッダー部屋行きになるように作っていきます。これを作ることでいらない感情が通り過ぎる感覚はありますが、いらない感情がいつまでもあるというような感覚はなくなります。
このように、思考にあって感情にない貯蔵庫を作り、感情の整理整頓をします。
こうすることで、今まで感情のことを「汚部屋暮らしのよく分からない奴」と位置付けていた思考との連携や理解も深まり、分かり合える仲になってきます。
もうひとつ、面倒ですがこれもやらなくてはなりません。パントリーを完成させた後に、今、心に詰め込んでいる感情をひとつずつはがしていき、感情部屋に戻していくという作業です。心を「透明なグラスのような入れ物そのもの」に戻していくための作業です。
まずここまでの作業が①思考にはパントリーがあるのに感情にはない問題「感情の整理整頓」のセッションです。
セッション:感情の整理整頓
33,000円
セッションですので、ご来店いただく必要があります。
ご希望の方はご来店のご予約をお願いいたします。
(今ご予約が一番早くて来年の1月後半となっております。
大変お待たせして申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。)