2021/10/08
プライドの深掘り④
今日も深掘りしてみますー
⑦ 認証⇔自己中
ここでいう認証とは認めることだと解釈しています。認めるというと簡単なことに聞こえますが、人が言うどんな言葉も一旦認める(受け入れる)包容力のようなものではないかと思います。そりゃないよーというような事でも「そうなんだね。」と認める。いったん認めたうえで「わたしの考えはこうだよ」と言う。真向否定したくなるけれど、価値観はその人その人で異なるのだということを認めるということでしょうか。
自己中というのは自分が正しい、自分が自分が!というもので、過剰な自己愛とも言えますし、自己防衛とも言えます。極端に書いていますが、これほどの主張はなくとも、どこかで小さな違和感というものがありますので、気にしてみて下さい。
どんな人にもその人なりの価値観があり、それは自由だし、あっていいということですね。
それを人に押し付けたら嫌がられますし、逆に押し付けられたときに感じる自分の拒否反応も認証の変形と考えられます。
⑧ 正しさ⇔正当化
先ほどの認証と少し重なる部分があるかもしれませんが、正しさとは、清く正しく美しいものだと思います。人間界のルールを基準として正しいのか、真理の面で正しいのか、その基準も人によって様々ですから難しいところです。
個人的な話ですが、私のモットーは、誰も知らなくても誰にも分からないかもしれないけれどわたしだけは知っている。というものです。何かやましいことをして、誰にも気づかれなかったとしても、自分だけは知っている。そうすると、後ろめたくなるだろう。自分に嘘がつけないから。何か良いことをしたとして、誰にも気づかれないかもしれないけれど、自分だけは知っている。小さなことだけれど、その積み重ねがとっても好きなんです。
正しさとは、自分で自分にあげるプレゼントのようなもので、決して誰かに認めてもらうものではないということですね。
正当化というのは、論理的(筋が通っている)でなく理屈(本人の都合の良いように筋が通っている、よく考えるとちっとも筋が通っていない)のようなもので、勝手な理屈で自分が正しいとアピールしていることですね。